はじめに

← 美瑛の位置情報です。富良野・美瑛の地図 Google Maps 版もあります。

2003年7月中旬に北海道へ行ってきました(一部に2004年5月の情報も含まれます)ので、それに関するメモです。主にわたしが旅行前に知りたくて調べたこと、そして知っておけばよかったことなどについて記載しました。

です。何かの参考になれば幸いです。なお、以下の情報は2003年7月の情報に基づいています。また本ページの情報については正しいことは保証できませんので、ご利用になられる方がもしいらっしゃれば、皆さまご自身で確認の上ご利用ください。

(参考)寝台特急カシオペア

なお、もし寝台特急カシオペアの記事を探しにいらっしゃった方は、恐れ入りますがblogの乗車記寝台特急カシオペアその1および寝台特急カシオペアその2をご覧ください。

寝台特急 北斗星

[北斗星写真] 北斗星とはこんな列車(JR東日本)です。1ヶ月前からみどりの窓口などで切符を取ることができます。家族と2人で部屋を使ったので、行きはA寝台ロイヤルを2人で、帰りはB寝台デュエットを利用しました。この個室ですが競争率が高いので、気合いを入れて取る必要があります。

さて、この北斗星を使った旅行ですが、以下の切符の確保をする必要があります。

乗車後は必要であれば食堂車グランシャリオで以下の予約が必要です。

寝台の種類はJR東日本のページにあるように、以下のような以下のようなラインナップです。費用は札幌〜上野の寝台+特急料金で、運賃は含みません。ちなみにこの区間を新幹線と特急の指定席で利用した場合の特急料金+指定席料金は 8410 円です。

なお、北斗星1・2号と北斗星3・4号では車両の構成が若干異なりますので、注意してください。

北斗星寝台
クラス種類名称費用(一人当たり)補助ベッド利用一人当たり
A2二人用A寝台個室ツインデラックス16240
SA1一人用A寝台個室ロイヤル2007012430
B2二人用B寝台個室デュエット9190
B1一人用B寝台個室ソロ9190
B二段式開放B寝台9190

ロイヤル

JR東日本のページにあるように北斗星最高峰の部屋で、北斗星を利用するからには一度は利用してみたいと思わせるような部屋です。本来は一人用なのですが、補助ベッドを利用するとダブルベッドになり二人で使うことができます。また、1・2号のロイヤル9号車にはステラリウムが装備されている場合があります。他の寝台と比較して、以下のような特徴があります。

なお、シャワーは10分間ですが、使用してから備え付けのボタンを押すと、残り10分に戻ります。

二人でA寝台を利用する場合は、ダブルベッドで構わないのであればロイヤルの利用をお奨めします。

ツインデラックス

二人用個室で、ツインベッドです。ツインなので、友人とも使えます。写真は上下2段式のベッドですが、平行タイプのものもあります。日によって変わりますので、どちらかを指定するのであれば、事前にみどりの窓口で確認してください。一人用ソファ、モニタなどがあります。

個人的にはツインデラックスを利用するのであれば、ロイヤルに補助ベッド(ダブルベッドでよければ)を利用するかデュエットがいいのではないかと思います。

デュエット

二人で使うのであれば、友人でも家族でもおすすめです。B寝台料金で使える個室(個別で購入の場合)であり、かつ二人用なので広く、快適です。

ソロ

一人旅にお奨めの個室です。ちょっと狭いですがデュエットと同様B寝台料金で使える個室(個別で購入の場合)ですので重宝します。

二段式開放B寝台

普通の、二段式開放B寝台です。通路とはカーテン一枚のみで仕切られています。ですので移動する場合には荷物を持っていく必要があります。ただし北斗星1号・2号の場合は、一区画(上下向かい合わせの席を四つ)使用した場合は簡易個室(コンパート)として利用できます。カギはかかったように思いますが、利用される場合は事前にみどりの窓口でご確認ください。

また、1号の11号車B寝台は函館までの利用となります。函館→札幌は立席特急券での利用となります。ですので、仮に上野→札幌で開放B寝台も取れなかった場合、寝台を上野→函館とすると取れることがあります。ただし朝の4:30くらいにたたき起こされますので、注意してください。

シャワー室と洗面台・トイレ

ロイヤル以外は、シャワー・洗面台・トイレは共用の設備を利用することになります。

シャワー/ドライヤーはロビーカー(3・4号)もしくはロビー(1・2号)にあり、310 円で利用できます。予約制で、乗ってからグランシャリオ(食堂車)で予約します。使う時間は早い者勝ちなので、乗ってすぐの予約をおすすめします。アメニティグッズは持ち込みが基本ですが、車内で購入(タオルもあり)することもできるようです。

トイレと洗面台は一車両に一つずつ以上はあったかと思います。洗面所にはコップが置いてありますが、他の人と共用したくない方は自分で持っていった方がいいかと思います。

食堂車グランシャリオと食事

この列車にはグランシャリオと呼ばれる食堂車が連結されていて、そこで食事を取ることができます(車内販売でお弁当を購入してロビーカーや自室で食べることもできます。ただしグランシャリオへの持ち込みは禁止です)。グランシャリオについての詳細(メニューその他)は NRE のページをご参照ください。このグランシャリオでの食事の機会は三回ありまして、それはディナータイム、パブタイム、朝食です。

このうち、ディナーのみは予約が必要(一ヶ月前から可能)です。これがまたくせ者で、競争率が高いです。かつ寝台券がないと予約することができません。ですので寝台券の購入と同時に予約する必要があります。ディナーは 7800 円(洋食の場合。和食は 5500 円)ですが、個人的には値段に相応しい味と雰囲気だったと思います。

ディナーの終了(1号20:30、2号21:00、3・4号20:50)後から23時までとなります。内容はディナーを食べ損ねてもそれを埋め合わせるのに十分なものがあります。また往復北斗星にすると行き帰り同じディナーが出る(カシオペアと北斗星は異なるようですが)ので、片道はディナー、片道はパブタイムというのもテです。ただ、パブタイムは開始が遅いので、それまでは何かで食いつながなくてはいけませんが・・・ パブタイムには、スパゲティのような夕食となるものだけでなく、ワインやそれに合うソーセージ盛り合わせサラダなどもあります。
 パブタイムは車内放送がありますので、その放送を聞いたらすぐに向かってください。敵も同じことを考えているので、早く行かないと席がなくなってしまいます。わたしたちはパブタイム開始の直前から、隣のロビーカーで張っていました(^^;

そして翌日朝に、朝食(1600円:洋食の写真)が取れます。朝食は6時半からです。日によっては殺到するので、早めの行動が肝要です。なおこの朝食ですが、ディナーと同様和食と洋食があります。和食は10食程度しか用意されていないらしいので、食べるには非常な困難が伴います(わたしは食べたことありません)。かつ上りの北斗星4号では和食を仙台駅で積み込む関係上、7時くらいからの提供になりますので、タイミングが重要です。

ロビーカー/ロビー

ロビーカー(3・4号)もしくはロビー(1・2号)ですが、特に開放B寝台を使っている方には重要な居住スペースに成り得ます。イスも大きいし窓も広いし、快適です。ただしロビーカーは1車両(3・4号)、もしくは1/2車両分(1・2号。寝台と併設)しかありません。また喫煙スペースですので、運悪く何かのツアーとぶつかってしまった場合は大混雑となり、そしてタバコの煙でもうもうとします。ですので快適な旅をしたい方にはできるだけ、個室をおすすめします。グループで利用するからということでロビーカーを使いたい場合は、始発駅でロビーカー/ロビーの入口に並ぶのがよさそうです。
 ただ、夜、皆さんが寝ているような時間には夕方の喧噪がウソのように、静かな(列車自体の音がうるさいですが)スペースになります。電気を消せないので十分に夜景を楽しむ訳には行きませんが、外の明かりをぼーっと眺めたり、青函トンネルの様子を見るにはいいのではないでしょうか。

個室の奨め

寝台特急での旅は、やはり個室をおすすめします。B寝台個室は開放B寝台と同額(個別で購入の場合。ツアーでは高くなります)なので、同じ値段ならば個室を利用しないと損です。一人用のB寝台個室もあります。トイレや食事のたびに部屋を離れる必要がありますので、開放B寝台ですとそのたびごとに荷物を持って移動しないといけません。ちなみにカギは車両によって普通のカギだったりカードキーだったりします。普通のカギは到着の一時間くらい前に回収されてしまうので、ちょっと不便かもしれません。

その他

朝は6時半から車内放送が入りたたき起こされます。寝台特急の旅は揺れや列車のうるささもあり、慣れないと(わたしは慣れてません)、なかなか眠れません。しかし翌日は6時半起床です。特に朝9時くらいに札幌に着く北斗星1号では他に寝る時間も取れないので、早めの就寝がよいかと思います。

先ほど説明したように、車内販売でも食べ物を購入することができます。お弁当やサンドイッチ、飲み物、北斗星のグッズなどを販売しています。飲み物も売ってはいて自販機もありますが、個人的にはいくらかペットボトル飲料を持ち込んだ方がよいかと思います。揺れてもこぼれないし便利です。北斗星のグッズは車内販売でしか購入できないので、気に入ったものがあれば購入してみてください。

ところで、北斗星の旅では意外と電源に困ります。別の寝台特急(トワイライトエクスプレス)ではB寝台個室にもコンセントがありました。サンライズエクスプレスでも、少なくともB寝台にコンセントがあることは確認しています。しかし北斗星の個室には洗面台にしかコンセントがありませんでした(ひげ剃り用)。つまりはロイヤル以外にはコンセントがなく、ロイヤルのコンセントも洗面台から居室に引っ張ってこないといけません。これは別の寝台特急のA寝台(カシオペアツイン)でも一緒でした。他にコンセントがある場所として、北斗星ではロビーカーにあることを確認しました。

ちなみに二人用の費用はこんな具合でした。上野<−>札幌間です。

ロイヤルの場合
項目費用
ロイヤル使用の寝台券17180
補助ベッド使用の寝台券9540
運賃2人用16080x2
特急券2人用2890x2
64660
所用時間16.5時間
デュエットの場合
項目費用
デュエットの寝台券12600
運賃2人用16080x2
特急券2人用2890x2
50540
参考:飛行機
項目費用
飛行機(事前購入の割引)20000x2
新千歳->札幌1040x2
42080
所用時間3-4時間

この費用を、そしてかける時間をどう見るかはご覧になった方の自由ですが、個人的にはこの忙しい世の中にも関わらず、飛行機で行けば3時間少しで行けるような場所に 16 時間もかけていくような贅沢な時間の使い方が、逆にとても有意義に思えてなりません。一度お試しになってはいかがでしょうか?
 わたしは今までカシオペアやトワイライトエクスプレスも利用したことがありますが、どれも素晴らしい旅でした。やみつきになります(^^;

この寝台特急北斗星については、北斗星の家さんがとても参考になります。

乗車記簡易版

2004年5月のGWに北斗星3号に乗車し函館へ行きましたので、それについて記載します。

寝台の切符は、個室が欲しかったために1ヶ月前に取得しました。狙いは、B寝台デュエットかA寝台ロイヤルです。3号は個室が少ないのですが GW 期間中は個室を増設していて、そのために運良くロイヤルを取ることができました。このロイヤルに補助ベッドをつけて二人で使うことにしました。せっかくのロイヤルなので札幌まで使いたかったのですが、行程の都合で涙を呑んで函館までとしました。

その日は夕方まで用事があったので、それを済ませて上野駅へ向かい、晩ご飯のお弁当を購入してからホームへと向かいました。出発は 19:03、こういうときにはうれしい出発時間です。入線は発車の20分前、そんなシーンを見てこれからの旅を思いわくわくしてしまうのも、北斗星はじめ寝台列車ならではです。乗客の方々は次々と列車に乗り込んでいきますが、わたしは発車までに時間があったので、列車の先頭へ行って電気機関車を撮ってきました。ちなみにこの機関車が青森まで、別の電気機関車が青函トンネルを、そして函館からは冒頭に挙げた青いディーゼル機関車が引っ張ります。横からも電気機関車を眺めてみましたが、流れ星がいい感じです。ここまで写真を撮ってから部屋へと向かいました。

わたしたちの部屋は北斗星最高峰の個室、ロイヤルです。増設した個室に当たってしまったため写真にあるインターフォンは使えなかったのですが、たまたまステラリウムの装備された車両だったため、一晩中室内灯の代わりにつけていました。

しばらくすると車掌さんが検札で回ってきますので、そのときにカギを受け取り、またこのときに寝台の使い方を教えてもらいました。またもともと一人用個室であるロイヤルを二人用で使おうとしたために浴衣が足りず、このときに追加をお願いしました。次にしばらくするとアテンダントさんが回ってきますので、ウェルカムドリンクをいただき、翌日のモーニングコーヒーの希望時間を伝えます。翌日函館で降りるので朝6時にお願いしました。

この後はくつろぎの時間になります。夕ご飯を予約している場合は3号ですとこのあたりでグランシャリオへ行くこととなりますが、今回わたしたちはパブタイムを狙っていたため、夕ご飯は駅弁で済ませることにしています。まずはワインで北斗星の夜に乾杯し、それを片手にお弁当をいただきます。お弁当というのがちょっとイメージ的には何ですが、なかなかいいものです。ちなみにウェルカムドリンクのワインは北海道ワインの甘口白ワインで、とても飲みやすいものでした。ページから推測するに、恐らくミュラー・トゥルガウ完熟フリーランという銘柄と思います。そうしているうちに車内販売が回ってきましたので、携帯ストラップと星のチョコサンドを購入しました。なおこのときに購入したストラップはカシオペアバージョンだったのですが、見た目は北斗星バージョンの方が格好いいかと思います(^^;

パブタイムは21:00からですので、もうしばらくはロイヤルでゆったりとした時間を過ごします。何ということもない東北本線を走っているのですが、ロイヤルという非日常の世界からスーツの会社員が電車を待つホームの日常を眺めると、訳もなく満足したというか、のんびりとしたというか、不思議な気分になります。わたしはこの非日常を味わうために北斗星に乗車していると言っても、過言ではありません。

しかしこのロイヤルですが、居心地はいいものの、一部に古さが見られます。例えばオーディオ設備。そしてトイレ・シャワーなどの水回り。最も不満な部分は、列車の揺れで開いてしまう、シャワー室と居室とを遮る折り戸です。シャワーを浴びているときに開いてしまったり、寝ている途中に音を立てて開いたり閉まったりするのには閉口してしまいました。恐らく、この車両は北斗星向けの改造から10年以上は経っていると思います。せっかくの豪華寝台列車北斗星なので、トワイライトエクスプレス同様リニューアルして欲しいものです。

そうは言うものの、やはりロイヤルはいいものでした。

そうこうしている内に、パブタイムの時間が近づいてきました。わたしたちは個室を出て、グランシャリオの偵察に向かいます。が、まだディナータイムを楽しんでいる人がいたので、隣のロビーカーでパブタイム開始のアナウンスを待つことにしました。結局この時は開始は 30 分以上遅れ、ワインが注がれたのは 22 時少し前でした。ただ終了は変わらず 23 時です。待っていると車内アナウンスの前にグランシャリオのクルーがロビーカーに声をかけてくれました。

やはり、北斗星に乗ったときにはグランシャリオでの優雅な時間は欠かせません。この時間を楽しむことで、北斗星に乗ったんだなぁ、という感慨が強くなります。このときはワインとソーセージ盛り合わせサラダをいただき、ゆったりとすごしました。

食事の後はロイヤル特権、個室内のシャワーを使いました。そして補助の寝台を作って眠りに就きます。この時間になると時刻表上は函館まで停車しませんが、実際には例えば青森駅で機関車付け替えのために停車します。運転によっては発車時の衝撃で目を覚ましてしまうようなこともあると思いますが、わたしが利用したときには、実にスムーズに青森駅から発車しました。なおわたしはなぜか、青森駅停車の寸前に目を覚ましてしまいました。

北斗星3号の場合、青函トンネルへは朝の5時過ぎに入ります。トンネルの中なので何も見るものも無いのですが、特異なゴォーッという音はとても大きく不気味で、青函トンネルを見たい、もしくは通り抜けた後すぐの北海道を見たい、ということでなければ眠っていることをお勧めします。なお、通過には40分程度かかります。

函館で降りますので、青函トンネルを抜けてしまえば北斗星の旅も終わりはすぐそこです。身だしなみを整え、朝6時のモーニングコーヒーをいただき、北海道の車窓を眺めながら、函館を待ちます。なお、朝刊のサービスは3号の場合朝刊を函館で積み込みますので、函館で降りる場合には受けることができませんでした。

そして6:34に、列車は函館に到着します。発車は機関車の付け替えがあるたに、6:41です。以前北斗星1号に乗車したときは函館の停車時間は23分あったため一度降車して列車の撮影をしたのですが、北斗星3号では7分しか無いために撮影は難しいかもしれません。ただ、札幌では機関車の先頭がホームからはみ出してしまうため、機関車を含めた記念撮影はできません。このような機関車を含めた撮影をしたい方は、函館で撮影することをお勧めします。

列車は函館で向きを変え、わたしたちを残して発車し、わたしたちの北斗星での旅は終わりを告げたのでした。

(いつかは乗りたい)夢空間

[北斗星写真] この見慣れない車両は夢空間と呼ばれて、バブル絶頂期の1989年に開発された超豪華車両です。羽振りのよかったデパートが内装を担当したと聞いています。この写真にあるのはダイニングカー、この他にラウンジカー(クリスタル・ラウンジ)スプレモデラックス・スリーパーという構成からなっています。

この特別な車両は臨時に北斗星用の車両と連結されて「夢空間北斗星」を名乗って札幌←→上野間で運用されたり、同様の構成で団体列車として運用されたりしているようです。また大宮総合車両センターなどのJRの工場が一般公開されるときに公開されたりします。ここに挙げた写真は6月の団体運転での回送時と車両センターに展示されたときに撮った写真です。車両センターでは内部の見学もできたのですが大人気で、入るのに車両3つ分くらいの長い列ができていました。

ダイニングカーはその名の通り食堂車です。かなり眺望はよさそうで、一度ここで食事を取ってみたいものです。クリスタル・ラウンジのスプレモはラウンジカーで、フリースペースです。ロビーカーのようなものですが、作りはそれよりも豪華でバーもあったりします。デラックス・スリーパーは定員6名の超豪華寝台車です。エクセレント・スイート1室とスーペーリア・ツイン2室からなっています。バスタブ(ただしユニットバス。写真はスーペーリア・ツイン)が各部屋にあるとんでもない車両です。価格はスーペーリア・ツインがトワイライトのスイートやカシオペア・スイートと同等の値段で、エクセレント・スイートはさらにその上をいく設定となっています。

ではそんな費用をかけないと夢空間車両を楽しむことができないのか、というと、そうでもありません。基本的に夢空間は北斗星車両に連結されて運用されるので、同じ列車にB寝台からA寝台まで用意されます。ですので夢空間北斗星のB寝台を取れば、B寝台料金で夢空間車両のラウンジカーやダイニングカーを楽しむことができるのです。

それにしても、一度は体験したいものです。デラックス・スリーパーも乗ってみたいですね。

おまけ:欲望の権化編成
 大宮の車両センターでミニSLを見かけました。牽引されているのは何と、夢空間車両(笑) しかし本当にこんなのが実現されたら、乗ります(^^;

富良野・ラベンダー

7月に北海道へ来たのは、富良野のラベンダーが1つの理由でした。富良野にはいくつかのホームページがあり、ラベンダー情報も含めて詳しく紹介しています。それらのページを列挙しますので参考にしてください。また地図については富良野・美瑛の地図 Google Maps 版をご参照ください。

この中で行った場所は次の3ヶ所です。

行くまでそれほど気にとめていなかったのですが、ラベンダーには早咲きと遅咲きがあります。7月中旬は早咲きは満開ですが、遅咲きはようやくつぼみが開いてきた程度でした。皆さまが行くときには注意してください。場所によって早咲きが多い場所と遅咲きが多い場所があります。富良野のホームページには開花状況をリアルタイムに表示しているページが多い(富良野開花状況上富良野開花状況中富良野開花状況南富良野開花状況)ので、早咲きが主なのか遅咲きが主なのか、開花状況はどうなのか、を直前までよくチェックしてから行くことをおすすめします。

[深山峠] 深山峠のラベンダーオーナー園は景色は素晴らしかったのですが遅咲きの方が多いので、早すぎました。手前の紫な部分が早咲き、奥が遅咲きです。

[日の出山公園] 日の出山公園は遅咲きが大半で早すぎました。手前の若干紫の混じっている緑の部分が、すべて遅咲きラベンダーです。ただ山のふもとに、早咲きラベンダーとひまわりが並んで咲いている場所があり、ここはなかなかに素晴らしかったです。この日の出山公園ではラベンダーまつりが開かれます。混んでいるのを覚悟でこの時期に行けば、遅咲きもいい具合に見られるのではないでしょうか。
 ちなみに日の出山公園は、ふもとに車を置いて無料送迎バスで山の上まで行くことができます。

[ファーム富田] ファーム富田は早咲きが多く、さすがに有名どころだけあって素晴らしい光景でした。ここを訪れた折りには、ラベンダー畑だけでなくこれまた有名な彩りの畑を訪れることをおすすめします。

なお、ラベンダーを見るときには蜂に注意が必要です。なんでこんなにいるんだ、というくらいにぶんぶん飛んでいます。写真を撮ろうとラベンダーの側にしゃがみ込むと、その羽音が絶え間なく聞こえてくるくらいです。ご注意ください。

ところで、北海道の醍醐味と言えば食べ物です。北海道内陸部のごちそうと言えばジャガイモと牛乳!ということで、ジャガバタと牛乳を楽しんできました。
 わたしの行ったところは観光地なので、どこでもジャガバタはあります。ただし行く時間に注意が必要です。深山峠に行ったときにはお昼過ぎで観光客も多く、いい具合に茹で上がったアツアツのジャガバタをいただきました。ですがファーム富田に行ったときには観光客は多かったもののもう夕方で、今あるものが無くなったら店じまい、そんな感じでした。当然ジャガイモももう冷めてしまっていて、イマイチでした。
 逆にそれほど人の来ない場所では、冷めているものが出てきたり茹でている途中で無かったり(待てば茹でたてが手に入る)ということもあります。

牛乳に関してはそもそも農場であるところが多いので、おいしいものにありつけます。

ただ、あまりにも観光地化している場所は単価が高いので、注意が必要です。

ちなみに交通手段についてですが、今回は旭川でレンタカーを借りて、富良野および美瑛のパノラマロードは車で回りました。この時期の富良野はレンタカーで行くものではないと言われていますが、今回は車の利用は金曜日にしたため、渋滞にはぶつからずに済みました。

美瑛の丘巡り

美瑛の位置情報です。富良野・美瑛の地図 Google Maps 版もあります。

この時期の北海道を訪れたもう1つの理由は、美瑛の丘巡りでした。美瑛の丘と言えばその素晴らしい丘陵の景色で有名です。ということで、その景色を見にやってきました。

美瑛に着けば、宿泊施設、四季の情報館のような観光施設、ガソリンスタンドなどでガイドマップを入手することができます。しかしながら出発前には当然ありませんので、事前に市販のガイドブックもしくはホームページなどで十分に調べる必要があります。美瑛の丘は何となく車で走り去ってしまえばそれで終わってしまい、じっくりと時間をかければそれだけの見返りがあります。是非、事前に下調べをした上で十分に時間をかけて美瑛の丘を堪能してください。

なお、美瑛の丘は天候が悪いと残念ながら、その魅力を十分に見せてくれません。若干雲の浮いた晴れの日が、もっとも素晴らしい景色になるかと思います(わたしは今まで2度行きましたが、両方とも残念ながら曇りでした)。ただ曇りの日でも目の前に広がる丘陵風景に息を呑むことは必然です。

まずは美瑛町観光協会のページをご参照ください。見るのページを見ますと、美瑛中心の近くには

の、2つの見所があります。今回は、この両方を2日間で見てきました。初日が富良野とパノラマロード、翌日がパッチワークの路です。

また、美瑛巡りには次の2つのサイトは必見と思います。是非、旅の前にチェックしておいてください。わたしの回ったパッチワークの路側コースは私的美瑛旅行論さんのページの「美瑛駅から北瑛方面へ」を参考にそれを短縮したものです。

私的美瑛旅行論
美瑛好きの方のページだけあって、有用。美瑛観光の前には見ておくべき。美瑛の様々な見所だけでなく、美瑛への行き方、現地での交通手段の比較、注意点など、ためになる情報が多い。
丘をこえて
初めて訪れたときの注意、おすすめの紹介、道案内などがある。

双方のページとも、非常に参考になりました。ありがとうございます。

GPS

個々の見所について触れる前に、あったら便利なものについて説明しておきたいと思います。まずは GPS です。要はカーナビのような仕組みです。美瑛の丘のようにこれと言った目印もないような場所で移動するにはあると便利かと思います。
 わたしは IO データの CFGPS2PDA を組み合わせ、PDA に PocketMappleDigital をインストールすることにより、ハンディナビゲーション!?のシステムを実現しました。PocketMappleDigital にはカスタム情報という機能があり目的地にピンを立てることができるため、併用すると目的地が分かりやすく移動にはとても便利です。特に道に迷った場合に重宝します(実際に道を間違えたときに便利でした)。
 なお、以下、こぼら会発行のびえいMAPおよび私的美瑛旅行論さんのページを参考にしながら、文中の見所に MapFan への緯度・経度情報を含んだリンクを用いて書きます。緯度経度のみ取り出して利用することもできるかと思いますので、お役立てください。
 また、富良野・美瑛の地図 Google Maps 版と、SuperMappleDigital用の CSV を用意しました。CSV テキストファイルのインポートから利用することができます。整数(1/1000秒単位)ですので、他にも読み込めるソフトウェアがあるかと思います。SuperMappleDigitalV3用のカスタム情報ファイルも用意しましたので、ご覧になってください。ただしこれらのデータは出発前に作成したものなので、実際の位置とは若干ずれているかもしれません。

交通手段

今回は、パノラマロード側にはレンタカーを用いました。レンタカーは予め旭川や美瑛で予約してください。JRの駅レンタカーを使うとレール&レンタカーが使えるので、わたしのように行きも帰りも列車という場合は割引が効きます。ただし車ですとせっかくの良い景色のところを何気なく過ぎてしまうこともあるので、気をつけてじっくりと回ってみてください。

パッチワークの路側にはレンタサイクルを用いました。利用したお店は滝川サイクルです。美瑛の駅を降りて駅前の信号を右側に歩いていくとあります。美瑛町観光協会(レンタサイクル)のページをご参照ください。なお美瑛の丘巡りにはマウンテンバイク(1500円程度)か電動アシスト自転車(3000円程度)を利用するのがよいかと思います。電動アシスト自転車は置いていないお店が多いのでご注意ください。
 マウンテンバイクはカゴがついていないので全ての荷物を背負う必要があります。電動アシスト自転車はカゴもあるし坂道が楽なのでおすすめです。ただし丘を巡っている間に電池が無くなると悲惨なので、お店の人に教えてもらって長持ちさせる方法で丘を巡ってください。気をつけて使えば1日持つそうです。マウンテンバイクを利用する場合はきつい坂道は押して登るのが無難です。わたしは無理して坂を漕いで登って、えらい目に遭いました(^^;;;

その他持ち物

当日は、帽子、合羽、軍手、ペットボトルを持参しました。マウンテンバイクはチェーンが外れやすい(というか外れました)ので軍手は必要です。この他に、日焼け止めと虫除け・かゆみ止めは持っていくべきでした。ペットボトルは駅から滝川サイクルに行く途中にあったコンビニ(セブンイレブン)で購入しました。また地図は、私的美瑛旅行論さんのページにあった地図を印刷して持参しました。やはり印刷物の方がまだ確実で、GPS はこの地図の補助として用いました。

パノラマロード

個々の見所、まずはパノラマロード側です。パノラマロードといえば有名なのは、美馬牛小学校(位置)、新栄の丘展望台(位置)が挙げられます。美馬牛小学校は(というより美瑛は)同じくパノラマロードにある写真館「拓真館」(位置)で見られる前田真三氏の写真で有名になったそうです。この小学校、一応敷地内に入ることができる(近くに駐車場があり、歩いて入るようにとの案内が出ている)のですが、ここは近くからではなく遠くからとんがり屋根のある風景を眺めるのがいいかと思います。

次に新栄の丘展望台ですが、ここから見る夕焼けは日本一と評判だそうです。ですが日本一の夕焼けを見るには晴れてないといけません。わたしが行ったときには曇りでダメでした(T_T)

この付近には水沢ダム(位置)というダムもあり、写真を撮るにはいい場所らしいのですが、天気がよくなかったので残念ながらイマイチでした。

他に美瑛町観光協会のページには、三愛の丘展望公園(位置)、ふれあい牧場(位置)が掲載されています。

パノラマロード側は富良野観光のつづきで、今回はレンタカーで走りました。富良野観光で時間を費やしすぎ、かつ天候も悪かかったために車で一気に駆け抜けたのですが、そのために景色を楽しむどころではありませんでした。やはり十分な時間を確保してゆっくりと回らないと、十分に楽しむことはできないかと思います。

パノラマロード側はあまりよく見ることができなかったので、残念ながらこの程度の説明しかできません。

パッチワークの路

滝川サイクルを出て国道 237 号線を走ったあと左へ折れてわたあめの木(位置)を見たあと、ケンとメリーの木(位置)へと向かいました。その昔車のCMで有名になったという木です。ここは駐車場も完備されトイレもありますので、便利です。

[かしわ園から] つぎに向かったところはかしわ園(位置)です。ここの駐車場側から東を眺めるといい景色が広がっていました。びえいMAPによると大雪・十勝連邦が見えるとのことなのですが、この日は天候が悪くて見えませんでした。

[親子の木を望む景色] つぎに、かしわ園を左に折れてセブンスターの木(位置)へと向かいました。途中(位置)に景色のいい場所が続きます。南西側には親子の木を望む広大な景色が広がり、自転車を止めて眺めてしまいました。さてセブンスターの木ですが、ここには駐車場やトイレもあり、また売店もあるので便利です。ここの売店はジャガバタだけでなく採れたジャガイモの宅配サービスも行っていました(今になって利用しておけばよかったと思ったりして・・・)。

このコースで来ますと、ここまではマウンテンバイクでも案外楽に来ることができます。わたしはここまでですっかり油断していました・・・

[登りきったところ] つぎにセブンスターの木を左に折れて、親子の木(位置:ずれているかも)方面に向かいました。ここはびえいMAPにあるように急な坂(こちらから行くと下り)なのですが、下りがあれば上りがあります。Web 上の地図には出ていませんが(Mappleの地図にはあります)ここには直進できる道(実は十字路:位置)があります。びえいMAPの親子の木北西にある写真撮影ポイントまでは上り坂がつづき、ここでばててしまうと先が続きません(わたしのこと)。登りきったところがなかなかいい景色で、自転車を止めて疲れを癒しました。

[北西の丘展望台から] ここから先はあまり時間がなかったので、景色もあまり見ずに自転車を飛ばし、親子の木を通り過ぎました。ちなみにここまでは下りで、ここから先はまた上りもありまして一層足が重くなってきました。この先は Web の地図にはないですが(Mappleの地図にはあります)このあたり(位置)からこのあたり(位置)へ通り抜ける道を通って、南西側から北西の丘展望台(位置)へ向かいました。ここはトイレ・駐車場・売店もあって便利であり、また展望台なので眺めもなかなかでした。

ここで丘巡りは終了し、カルビーポテト倉庫(位置)の横を通って美瑛の町へと戻りました。

宿泊

今回は富良野とパノラマロードを巡ったのち美瑛で一泊し、午前中から5時間ほどかけてパッチワークの路を巡りました。利用したのは美瑛町観光協会(ペンション一覧)のサイトにあるペンションです。わたしの泊まったところは値段も手頃で料理も地元の野菜などを使っていて、とてもおいしくボリュームもありました。

ガイドマップ

宿にガイドマップが置いてありました。わたしはちょっと十分に検討する時間がなくて残念だったのですが、入手したガイドマップは以下の通りです。

びえいMAP(こぼら会)
複数のサイトで取り上げられているマップ。写真撮影ポイント・見所だけでなく、舗装道路・農道の区別、上り坂の表示、トイレの場所などが明記されているので、非常に便利。美瑛の丘を巡るためにはあった方がよいのでは。A3で持ち運びにも便利。観光協会では手に入らないらしいが、宿だけでなく美瑛のガソリンスタンドでも見かけた。50円。
丘のまちびえい((社)美瑛町観光協会)
四季の情報館にもあるらしい。観光協会のホームページにあるような情報が軒並み掲載されている。美瑛へのアクセス、交通機関インフォメーション、レンタサイクル案内、観光タクシー、サイクリング観光コース、タクシー観光コース、びえいで体験できるもの(押し花作り、ランプ作り、etc)、お店紹介、飲食店ガイド、キャンプ場案内、花ごよみ、日の出日の入り時間、イベントガイド(那智美瑛火祭りなど)、宿泊施設、そして美瑛の地図。
丘のまちびえいロードマップ(発行者不明)
パッチワークの路、パノラマロード、リフレッシュライン、美瑛町中心部のロードマップ。あれば便利か?
丘のまちびえい Town Map BIEI((社)美瑛町観光協会)
先に挙げた「丘のまちびえい」から抜き出したものか。地図、観光タクシーでのルート、サイクリング観光コース、遊歩コース、花ごよみ、日の出日の入り、237号線添いの観光ルートまっぷ、などがある。あれば便利か?
山・丘・花サンロードガイド(大雪山サンロード協議会)
詳細な情報がある訳ではないが、東神楽町・東川町・美瑛町・上富良野町の地図があり、この範囲の情報入手には便利か。主要な観光地は押さえてある。また車で回るときには便利かと思う。
田園休暇・2003富良野・美瑛キャンペーンイベントガイドブック(富良野・美瑛広域観光推進協議会)
A6の大きさだが76ページにもなるガイドブック。イベントガイド、美瑛町、上富良野町、中富良野町、富良野市、南富良野町、占冠村、JR北海道情報、バスなどの案内がある。その辺りを回るには便利では。

トロッコ列車

この時期、富良野美瑛の間には富良野・美瑛ノロッコ号という列車が走っていますので、是非乗ってみましょう。わたしは美瑛からの帰りで乗車しましたが、美馬牛駅を過ぎるまでは観光用ということでゆっくり走っていて、なかなかに楽しい列車でした。車窓の説明もあり、今までの旅を振り返るにはよい感じです。また記念品の販売などもあります。

宿泊案内

関係しそうな宿泊施設へのリンクを張りました。わたしは楽天トラベル(昔の旅の窓口)をよく使っています。

旭川・富良野・層雲峡・士別の施設一覧
富良野・美瑛周辺の宿泊施設一覧です。